ようやく暖かい日が増えてきましたね。
花粉症の私は引き続きマスクをつけてレッスンしております。
体調不良でない方はマスク無しで構いません。
今月の作曲家「ヨゼフ・ハイドン」
先月に続きハイドンについて書いています。
ハイドンの似顔絵もリベンジしました。
さて、ハイドンは非常に几帳面な性格で仕事も日々の生活も規則正しく節制を好んだ人物です。生涯、大きな病気はしていません。でも母親譲りの鼻茸(鼻にできるポリープ)が持病としてあったそうです。ポリープが酷くなると口でしか呼吸ができない。と言われると似顔絵の鼻のあたりが苦しそうにも見えてきました。
ここでハイドンの1日を見てみましょう。
6時半〜7時に起床
(起きたら髭を剃り正装に着替えます。これは1761年最初に仕えたエステルハージ侯爵時代に身についた習慣で侯爵から、いつお声がかかっても良いように常に準備を整えていました。更に幼い時はシュテファン大聖堂で聖歌隊員の生活を送っていましたから、そちらも影響していそうですね。)
8時朝食の後は作曲 11時半からは面会や散歩。誰かを訪問する時間
14時〜15時お昼ご飯 15時〜16時は家事 16時〜20時まで作曲
20時〜21時は散歩 21時〜22時は読書 22時〜簡単な夜ご飯(パンとワイン)
23時半就寝
食事以外は、ほとんど作曲しています。
ハイドンは60歳の時に1年程ベートーヴェンの先生でした。11時半〜14時までがレッスン時間になったと考えるのが無難ですね。
規則正しいハイドンの曲を演奏する時は背筋をピンと整えて臨むとハイドンが見えてくるかもしれませんよ。
音楽の楽しみが増えるレッスン今月も皆様お待ちしています。