2022年4月のお知らせ

桜が満開ですね。卒業式と新しい学年や学校への不安と希望が溢れる季節です。

皆様いかがでしょうか?

当教室は引き続きレッスン曜日の調整を行っています。

今月のちょっと作曲家 

べドルジハ・スメタナ(1824〜1884年)

チェコで生まれスウェーデンとチェコで活躍した作曲家)

スメタナのお父さんはビール工場の経営をしながら趣味でヴァイオリンの演奏をし時には友人と弦楽四重奏を楽しみました。

幼いスメタナはピアノ、ヴァイオリンと声楽を学び父の弦楽四重奏に参加していました。けれど音大には行かず音楽教師をしながら個人的な先生の下で作曲の勉強をします。

若い頃のスメタナの音楽家生活は厳しくスウェーデンで音楽教師と指揮者の仕事を見つけたので移住しました。スウェーデンでの仕事は成功しましたが故郷への愛情が強かったことはスメタナの有名な作品「わが祖国」という交響詩が教えてくれます。みなさんは「わが祖国」の中のモルダウという曲を聴いたことがありますか?

チェコに流れるヴァルタワ川をイメージして作られた曲です。この曲を聴いていると本当に川の流れのようです。とても良い曲なので聴いてみて下さいね。

この曲は、さだまさしさんが歌詞をつけて映画「次郎物語」に使われています。平原あやかさんのジュピターと同じですね。どちらもクラッシックの曲に歌詞をつけられています。

さてスメタナはチェコに劇場ができた1861年(37歳)に、そこの指揮者になることを希望しています。そして1866年には首席指揮者になることが出来ました。この劇場のオーケストラには当時ビオラ奏者としてドボルザークが在籍していたそうですよ。けれど、その後スメタナもベートーヴェンと同じように耳が聴こえなくなってしまいます。そして1874年(50歳)指揮者を辞めることになるのです。

今月のお休み

4/12~16

稲葉の演奏活動報告

4/9

長野県須坂にてコバケンとその仲間達オーケストラ