すっかり春めいて来ましたね。日が長くなり、やる気も出てきますが
花粉症、寒暖の差、卒業、入学、進学と様々な変化のある月です。
体調管理に、お気をつけ下さい。
今月の小話
先月は群馬交響楽団の演奏会へ行ってまいりました。
曲目はチャイコフスキー作曲のヴァイオリンコンチェルトと交響曲第6番。
神尾真由子さんの演奏はパガニーニ作曲の24のカプリスをC Dで拝聴した時に、そのパワーと主張のある演奏に驚いたことが印象に残っている演奏者です。
当日は真っ赤なタイトなドレスに10cmくらいのピンヒール。白黒のオーケストラメンバーの中で紅一点。目立ちました。そして始まる冒頭の集中力と表情は非常に強く、ちょっと気後れして聴き始めました。
小林先生の指揮は慎重に丁寧に始まります。慎重すぎと思われましたが、だからこそ?第2楽章は非常に美しく神尾さんの繊細で正確な技術、安定感、表情豊かに歌い上げる演奏は素晴らしかったです。そこからの第3楽章はヴァイオリンコンチェルトらしい華やかさで一気に終了。どんなに最高と言われる演奏者や指揮者でも、その日の聴く側の気持ちや体調によって印象が変わります。
それでも小林先生の指揮は、いつ聴いても柔らかで、落ち着いていらっしゃるしソリストへの敬意を現すところが凄いなと尊敬しています。今回は大当たりの演奏会に感謝感激でした。皆様も良い演奏会のお話聞かせて下さい。
6月末のコバケンとその仲間たちオーケストラに講師も参加予定です。